入浴中にふと見た自分の乳首が、なんとなく黒ずんでいてショックを受けた……という経験はありませんか?
濃い茶色くらいならまだしも、ほとんど黒に近いこげ茶のような色になっていると、なんだか気になってしまいますよね。
そもそも、乳首はなぜ黒ずんでしまうのでしょうか?
一度黒ずんだ乳首を、キレイなピンク色に戻す方法はあるのでしょうか?
今回は、乳首が黒ずむ原因や、乳首をキレイなピンク色にする方法について詳しく解説します。
キレイなピンク色の乳首を手に入れるためにも、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
もくじ
乳首のもともとの色は人それぞれ
友達同士でお風呂に入った時に、ついつい相手の胸を見てしまうという方も多いのではないでしょうか。
そんな時、「友達の乳首はキレイだけど、私のは……」なんて比較して、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
当たり前ではありますが、人間が一人ひとり肌や髪の色が違うように、乳首の色も人によって異なります。
乳首の色の濃さは、メラニン色素によって決まっています。
メラニン色素の量は、白人なら少なく、黒人なら多く、日本人である黄色人種はその中間といったところです。
生まれつき肌が白く、髪の色も明るい人は乳首の色がピンク色や薄茶色であることがほとんどです。
反対に、生まれつき肌の色が浅黒い人は、乳首も同様に濃い茶色であることが多いでしょう。
乳首が黒ずむ原因は色素沈着!
「子供の頃はキレイなピンク色だったのに、年齢を重ねるにつれてなんだか黒ずんできた」という方も多いでしょう。
乳首の色について調べていると、よく「性体験の多い女性は乳首が黒ずみやすい」という説を目にすることがあります。
しかし、性体験が多いからといって、乳首が黒ずむわけではありません。
乳首が黒ずむ主な原因は、ズバリ色素沈着です。
色素沈着のメカニズム
色素沈着は、メラニン色素の生成量と排出量がアンバランスになることで起こります。
生成量と排出量がアンバランスになると、メラニン代謝のサイクルが崩れます。
その結果、メラニン色素が過剰に皮膚内に蓄積されることで生まれるのが、色素沈着なのです。
メラニン色素は日々、皮膚の中で新しいものがどんどん生成されています。
皮膚が正常な場合、メラニン色素は生成されたのと同じ量だけ排出されていきます。
しかし、何らかの原因によって生成と排出のバランスが崩れると、局所的に色素が留まったままになってしまいます。これが色素沈着のメカニズムです。
色素沈着を起こす4つの原因
乳首が色素沈着によって黒ずんでしまうのには、さまざまな理由があります。
主に考えられる原因は、以下の4つです。
- ターンオーバーの遅れ
- 摩擦や刺激
- 妊娠・授乳
- アトピーなどの皮膚炎
ターンオーバーの遅れ
ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのことです。
皮膚の表面は日々、古い角質から剥がれ落ち、下から新しい細胞が角質層へと上がってきます。
これを約28日周期で繰り返しています。
メラニン色素によって黒ずんだ乳首も、ターンオーバーが正常に行われていれば新しい皮膚へと入れ替わるため、やがて元の色へと戻っていきます。
しかし、加齢や生活習慣の乱れなどでターンオーバーが崩れると、皮膚の入れ替わりが行われなくなってしまい、結果的に黒ずんだ乳首のままになってしまうのです。
摩擦や刺激
メラニン色素は、摩擦や紫外線といった外の刺激から身体を守るために生成されます。
そのため、ナイロン製のタオルで乳首を擦ったり、マッサージをしたり、合成繊維の下着を身に着けたりするなどの摩擦を伴う刺激を与え続けると、メラニン色素が生成されてしまいます。
また、乳首に直接、紫外線を浴びずとも、目から入った紫外線に身体が反応し、メラニン色素が作られることもあります。
妊娠・授乳
女性の身体は妊娠すると、女性ホルモンであるエストロゲンが多量に分泌される仕組みになっています。
エストロゲンにはメラニン色素の生成を促す働きがあります。そのため、乳首が黒ずみやすくなってしまうのです。
また、授乳の際に赤ちゃんに強く乳首を吸われることでそれが刺激になり、色素沈着するケースもあります。
アトピーなどの皮膚炎
もともとアトピー性皮膚炎であったり乾燥肌であったりする人は、乳首や乳輪に湿疹ができることがあります。
かゆみに任せて乳首を掻きむしってしまうと、それが刺激になり、メラニン色素の生成に繋がります。
湿疹を何度も繰り返すことで角質が厚くなり、色素沈着を起こすこともあります。
ピンク乳首を取り戻す!黒ずみを薄くする方法
いちど乳首が黒ずんでしまうと、もう元のキレイなピンク色には戻らないのかな?と不安に思う方も多いでしょう。
しかし、乳首が黒ずむのには原因があります。その原因や黒ずみのメカニズムを逆に利用すれば、キレイなピンク色の乳首を取り戻すことができるのです。
ここからは、乳首の黒ずみを薄くして、キレイなピンク色を目指す方法について詳しく解説します。
美白化粧水・クリームを塗る
気になる乳首の黒ずみは、スキンケアに使用する美白化粧水やクリームを塗ることで薄くすることができます。
ビタミンC誘導体やハイドロキノン、トレチノインなどが配合された美白化粧水・クリームを使うことで、メラニンの過剰な生成がおさえられます。
そのため、乳首の黒ずみやくすみが薄まり、元のキレイなピンク色へと近付けることが可能です。
実際にSNS上では、ハイドロキノンやトレチノインを乳首に塗って、「黒ずみが改善された」「ピンク色に戻った」というユーザーの声が多数見受けられます。
もちろん効果には個人差がありますが、美白化粧水やハイドロキノン、トレチノインなどの塗布は、自宅で手軽にできるセルフケアです。乳首の黒ずみに悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
以下に、皮膚科医による監修のもと開発・製造された安全性の高いドクターズコスメを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ターンオーバーを正常にする
ターンオーバーの乱れは、乳首の黒ずみの原因になってしまいます。
そのため、ターンオーバーの乱れを防ぎ正常化させることが、乳首の黒ずみを薄くするうえで大切になります。
ターンオーバーを促進させるためには、食事でメラニン色素の生成を防いだり、ターンオーバーを促したりする栄養素を摂取することがポイントです。
以下に、メラニン色素の生成の抑制やターンオーバーの促進に役立つ栄養素をリストアップしました。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- アスタキサンチン
- エラグ酸
食生活では、これらの栄養素が含まれる食品を中心に摂取してみてください。
他にも、ストレスの発散や睡眠不足の解消なども心がけ、ターンオーバーの正常化を目指しましょう。
乳首への刺激を減らす
乳首への刺激や摩擦は、色素沈着の原因となり、黒ずみを引き起こしてしまいます。
そのため、日常生活を送るうえで、乳首への刺激をなるべくなくすことが大切です。
入浴の際は、乳首を強く擦って洗うことはやめましょう。たっぷりの泡で優しく覆い、すすぎ洗いを心がけてください。
また、サイズの合っていないブラジャーを身に着けるなどの行為も乳首への刺激となってしまいます。
過度な摩擦を防ぐためにも、きちんと自分のバストサイズに合ったブラジャーを着用しましょう。
入浴後は、乳首の乾燥を防ぐため、美白化粧水やクリームなどで保湿を行ってください。乳首を保湿することで乾燥を防ぎ、湿疹やかゆみを予防することもできます。
レーザー治療を受ける
「自宅でセルフケアを頑張ってみたけど、思うような効果が得られない……」ということもあるでしょう。
そんな時は思い切って、専門のクリニックでレーザー治療を受けてみるという方法もあります。
レーザー治療では、低出力のレーザーを複数回にわたって乳首や乳輪に当てていきます。
すると黒ずみやくすみの原因であるメラニン色素が破壊され、自然と元のようなキレイなピンク色の乳首に戻っていきます。
痛みは脱毛の施術などと同じく、輪ゴムで強く弾かれる程度です。麻酔を行ってくれるクリニックもあるため、痛みに関してはさほど気にせず施術を受けることができます。
費用はクリニックによって異なりますが、平均すると約8万円から9万円です。
クリニックによっては、1回の施術で十分な効果を得ることも可能です。
オロナインを塗ると乳首がピンクになるってホント?
「乳首にオロナインを塗ると、キレイなピンク色になって感度も上がる」という説を目にしたことはありませんか?
この説は元男の娘AV女優の大島薫さんが2015年にTwitterにて披露したものです。
この発言を受け、多くの人が実際に乳首にオロナインを塗り、本当にピンク色になるのか検証していました。
SNS上で実際にオロナインを乳首に塗って試してみた方々の体験談を確認したところ、「オロナインを乳首に塗ってもピンク色にならなかった」という声が多数見られました。
その一方で、「オロナインを塗ったら感度が上がったし乳首がピンク色になった!」と発言するユーザーもいました。
以上の点をもって、オロナインには乳首をピンク色にする効果はないといえます。
キレイなピンク色の乳首を取り戻したいなら、オロナインではなく、色素沈着の改善に役立つ美白化粧水やクリームを塗りましょう。
日頃のケアでピンク色の乳首を目指そう!
乳首の黒ずみの主な原因は、色素沈着です。
色素沈着は、ターンオーバーの乱れや摩擦・刺激、妊娠・授乳や皮膚炎などが原因となって起こります。
そのため、乳首の黒ずみを薄くする一番の方法は、色素沈着を改善することです。
色素沈着は、ビタミンCやハイドロキノンなどが配合されている美白化粧水やクリームを乳首に塗ることで改善が可能です。
また、ターンオーバーを正常化させるために食生活に気を配ったり、日頃から乳首への摩擦や刺激を避けたりすることも大切です。
自宅で手軽にできるセルフケアを行い、黒ずみ乳首とサヨナラしてピンク色の乳首を取り戻しましょう!