バストアップにおいて、ビタミンを摂取することはとても大切です。
ビタミンとひとくちに言っても、ビタミンにはビタミンCやビタミンA、ビタミンEなど、さまざまな種類がありますよね。バストアップには、そのすべてのビタミンが必要となってくるのです。
このページでは、バストアップに効果的なビタミンや、それぞれのビタミンが持つバストアップ効果について詳しく紹介します。
ビタミンCはクーパー靭帯の保持に最適
バストのお肉は、胸の大胸筋という筋肉に支えられています。この大胸筋とバストのお肉を繋ぐのが、クーパー靭帯という組織です。
クーパー靭帯は、主にコラーゲンで構成されています。
ビタミンCはコラーゲンを生成するうえで欠かせない栄養素であるため、ビタミンCを積極的に摂取することで、クーパー靭帯の維持につながるのです。
また、ビタミンCには筋力を増強する働きや、筋力の柔軟性を高める働きもあります。こうした働きのおかげで、バストを支える大胸筋を発達・維持することもできるようになります。
ビタミンCは、レモンやキウイフルーツなどの果物、ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤなどの野菜に多く含まれています。
ビタミンCは比較的熱に強い栄養素ですが、水溶性ビタミンの場合、茹でてしまうとビタミンが失われることがあります。
そのため、できるだけ茹でずに蒸したり、加熱しない果物を食べたりしながらビタミンを摂取していきましょう。
ビタミンAは新陳代謝を高めてくれる
バストアップするためには、ある程度は脂肪細胞を増やさなければなりません。
脂肪細胞の増殖を活発にするには、新陳代謝を高める必要があります。そこで役立つのが、ビタミンAです。
ビタミンAは抗酸化作用に加えて、新陳代謝を高める働きを持っています。
ビタミンAはニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜、豚や鳥などのレバーに多く含まれる栄養素です。
ひとつ注意しておきたい点としては、ビタミンAのような脂溶性ビタミンは、体に蓄積される性質を持っています。そのため、バストアップのためにビタミンAを含んだ食べ物ばかり食べてしまうと、過剰摂取が起きる恐れがあります。
ビタミンAを過剰摂取すると、腹痛やめまいなどの症状に襲われます。そのため、ビタミンAはなるべく摂りすぎないよう、適切な量を摂取するようにしましょう。
ビタミンEでホルモンバランスを整えよう
バストアップに欠かせないビタミン群として、もっとも有名なのがビタミンEではないでしょうか。
ビタミンEには、自律神経のバランスを整え、女性ホルモンの分泌を促す働きがあります。
バストアップするには、安定した女性ホルモンの分泌が必要です。そのため、ビタミンEを積極的に摂取し、ホルモンバランスを整えることは何よりも重要です。
ビタミンEは、モロヘイヤやかぼちゃなどの緑黄色野菜、アーモンドやピーナッツなどのナッツ類、ひまわり油などの食物油に多く含まれています。
ビタミンEは身体に蓄積されないため、よほど大量に摂取しない限りは過剰摂取になることはありません。
逆に、ビタミンEが不足すると、血流が悪くなったり、神経・筋肉の障害が出てきたりなどしてしまいます。
ビタミンB群はバストにハリとツヤを出してくれる
「バストアップをすると同時に、バストにハリやツヤも出したい!」という場合は、ビタミンB群を摂取しましょう。
「群」と名前がついているのは、1つのだけでなく、複数の物質が混ざり合ってできているビタミンだからです。
ビタミンB群は、エネルギーを作り出す代謝の促進をする働きがあるため、身体を動かすために欠かせない栄養です。
たとえばビタミンB群の一種であるビタミンB6は、肌の新地代謝を促し、皮脂の分泌量をコントロールする働きがあります。
それ以外にも、ビタミンB2は肌の再生、葉酸は新地代謝を高める働きなどがあります。そういったビタミンB群の効果によって、バストにハリやツヤがもたらされるのです。
ビタミンB群を多く含む食材は、豚や牛のレバー、うなぎ、なっとう、カツオ、緑黄色野菜などです。
ビタミンB群は水に溶けやすい水溶性で、種類によっては熱にも弱いものもあります。熱に弱い場合には、サラダにするなどして生で食べましょう。
まとめ
ビタミンは、バストアップに欠かせない栄養素です。
ビタミンCやビタミンA、ビタミンE、ビタミンB群などは、それぞれ異なる働きを持ち、バストアップをサポートしてくれます。
日頃からビタミンが含まれる食材を積極的に摂取し、内側からのバストケアを行っていきましょう。