胸は生理周期に影響されてサイズが変わる
生理前になると、頭痛や腹痛、イライラや鬱っぽくなるなど、身体的にも精神的にも不調があらわれますよね。
これは、生理周期に伴うホルモンバランスの変化が原因となって起こります。
「生理前は胸が張って、ちょっとバストアップできたと思ったのに、生理が終わったらハリがなくなってまた小さくなってしまった……」と落胆したことはありませんか?
生理前になると、ホルモンバランスの影響で一時的に胸が張ります。そして生理が終わるとホルモンバランスがまた変化するため、胸から張りが失われ、元のサイズに戻ってしまうのです。
排卵期はバストアップしやすい時期
生理前に胸が張る症状があらわれることから分かるように、バストアップに適した時期は生理前、つまり排卵期です。
排卵期とは、生理が起こるおよそ2週間前の期間を指します。
排卵期はエストロゲンの分泌が活発になるため、バストアップ以外にも肌の調子がよくなったり、メンタルが安定したりなど、女性にとってとても快適で過ごしやすい期間といえます。
とはいえ、排卵期のバストアップは一時的なものにしか過ぎません。
生理周期だけを頼りにバストアップしようとしても、生理が終わればまたバストは元のサイズに戻ってしまいます。
排卵後から生理中はバストアップしづらい時期
排卵期の終わりから生理中にかけては、ホルモンバランスの影響でバストアップしづらい時期となってしまいます。
エストロゲンが多く分泌されていた排卵期が終わると、今度は黄体期に入ります。黄体的に入るとエストロゲンの分泌がおさえられてしまい、代わりにプロゲステロンが分泌されるようになります。
黄体期から生理中にかけては、体重も増えやすく、思うようにバストアップの効果も出ずについイライラしてしまうことも多いでしょう。
しかし、イライラなどのストレスは、バストアップの天敵です。
黄体期から生理中の間は、いったんバストアップをお休みにして、自分を甘やかしてあげる期間にしてみてください。
春から夏はバストアップしやすい季節
バストアップしやすい時期には生理周期の他に、気温も深くかかわっています。
春から夏にかけては気温とともに体温も上昇するため、バストアップしやすい季節といえます。
逆にいうと、気温が低くなる秋から冬はどうしても体温も下がってしまうため、体内の血流も滞りがちです。バストアップには不向きな季節といえるでしょう。
気温が高めの春から夏の間に、生活習慣の見直しや、バストアップマッサージや筋トレなどを徹底的に行うようにしてください。
まとめ
バストの大きさは、生理周期によって変化します。
エストロゲンの分泌が活発な排卵期はバストアップしやすく、プロゲステロンの分泌が活発な黄体期から生理中にかけてはバストアップしづらい時期となります。
また、気温が上がる春から夏にかけても、バストアップしやすい季節といえるでしょう。