筋トレでバストアップする理由
なぜ筋トレをするとバストアップできるのかというと、筋トレをすることで胸の筋肉に厚みが出て、バスト全体が底上げされるからです。
バストアップを目的として筋トレを行うと、大胸筋の筋肥大が起こり、それによってバスト全体のボリュームアップに繋がるのです。
筋肉は、日々の生活で使わないと自然と機能が衰え、年齢とともにボリュームが下がってしまう組織です。
加えてバストは加齢によって垂れ気味になってしまうため、筋肉の減少と合わせて余計にサイズダウンして見えてしまうでしょう。
筋トレは筋肉量のアップが目的ですが、同時に身体を引き締め、バストの位置を引き上げる効果を狙うこともできます。
自宅で簡単にできるバストアップ筋トレ
筋トレというと、ジムでがっつり行うイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、継続して行うことを考えると、やはり自宅で行うのが一番でしょう。
自宅でできる簡単なバストアップ筋トレとしておすすめしたいのが、両手のひらを合わせて押し合う合掌です。
垂直に立つ、または座った状態で肘を横に開き、手のひらを合わせたら均等な力で10秒押し合います。
これを10回1セットとし、合計で3セットほど行います。
合掌を行う際のポイントは、背筋を自然に伸ばし、呼吸は常に止めないよう意識することです。リラックスした状態で取り組んでみましょう。
合掌の他に、腕立て伏せも自宅でできるバストアップ筋トレの1つとして有名です。
女性の場合、「腕立て伏せは苦手……」という方も多いでしょう。慣れない間は、膝をついてもOKです。
うつ伏せの状態になり、両手で上体を支えます。この時、足はつま先ではなく膝で支えるのがポイントです。
両手は肩幅よりやや開き気味にして、腕を伸ばした状態で10回から15回ほど腕立て動作を繰り返します。
これを1セットとし、途中に60秒ほどの休憩を挟みつつ、3セット挑戦してみましょう。
筋トレを行うタイミングは?
筋トレを行うタイミングには、特にこれといった決定的な指針はありません。そのため、各々の好きなタイミングで筋トレを行うことができます。
ただし、起床直後や就寝前などは身体が本調子ではないため、このタイミングは避けた方がよいでしょう。
筋トレを行うのにおすすめな時間帯は、体温が高くなる夕方以降です。また、軽めの食事を摂ってから筋トレを始めると、より効果が得られるでしょう。
とはいえ、がっつり食べてお腹いっぱいになると、消化不良で内臓に負担がかかったり、気分が悪くなったりしてしまいます。あくまでもバナナなどの軽いものに留めておきましょう。
逆に、筋トレに不向きなタイミングとしては、疲れが溜まっている時や、血行がよくなりすぎてしまう入浴直後などが挙げられます。
筋トレは、健康状態に問題のない、元気な時に行いましょう。
筋トレをする際の注意点
筋トレをする際の注意点として、絶対に呼吸を止めないことが挙げられます。
筋トレ中は、筋肉に負担がかかり、細胞がダメージを受けてしまいます。
そんな時に呼吸が止まっていると、筋肉に栄養が行き渡らず、修復が遅れてしまいます。
また、血管や心臓の負担も増加してしまうため、失神したり、怪我をしたりする恐れが強まります。
呼吸は、筋トレのパフォーマンスを引き上げ、効果をアップさせる意味でも重要であるため、必ず止めずに続けるようにしましょう。
もう1つの注意点は、効果を求めるばかりに短時間に筋トレをやり過ぎてしまわないようにすることです。
筋トレを行う前は、肩を回したり腕を上下左右に動かしたりなどして、血行を促進するとより効果的です。
筋トレの後は筋肉を伸ばすストレッチをして、疲労物質の排出を促しましょう。
ちなみに、激しい筋トレはバストダウンや肉割れの原因になってしまうため、無理のない範囲で行うことが大切です。
まとめ
バストアップを目的とした筋トレには、大胸筋を鍛え、胸全体をふっくらと見せる効果があります。
自宅で簡単にできるバストアップ筋トレとしておすすめなのが、合掌と腕立て伏せです。どちらも正しいやり方をしっかり身につけ、継続して行うことで、バストアップ効果が期待できます。
とはいえ、効果を早く出したいからと過度な筋トレを行うことは禁物です。必ずセット数や回数を守り、適度な筋トレを行うよう心がけてください。