バストとリンパの関係
女性らしいボディラインを手に入れるためにも、今よりバストアップを目指したいと考えている女性も多いでしょう。
効率よくバストアップするためには、バストアップの正しい知識を身につける必要があります。特にバストはとてもデリケートな部位でもあるため、何の知識もないまま無闇にマッサージをしても、効果は得られないでしょう。
バストアップのために欠かせないのが、乳腺をしっかり発達させることです。乳腺が発達すると、乳腺の周りに脂肪がつきやすくなるため、結果としてバストアップに繋がります。
乳腺の発達を促すために重要となるのが、バスト周辺のリンパです。リンパの流れをよくすることで乳腺自体の新陳代謝が促進され、発達しやすくなるのです。
また、バストを支えるために必要とされる大胸筋は、リンパの流れが不十分だとうまく発達せず、形のよいバストが作れません。
バストアップに効果のあるリンパマッサージのやり方
理想的なバストを手に入れるために、自宅で行えるセルフケアの1つがリンパマッサージです。
リンパマッサージは、正しいやり方で行ことがもっとも大切です。間違ったやり方でマッサージをすると、肌に負担がかかり、バストを傷めてしまうことになります。
バストのリンパマッサージはまず、クリームやオイルで大きなリンパ節のある鎖骨と脇の下を、老廃物を流すイメージで優しくなでていきます。こうすることで、胸周りに老廃物が溜まりにくくなり、血流が促進され、バストアップに必要な栄養素なども流れやすくなるのです。
鎖骨と脇の下のリンパを流したら、再度クリームやオイルを手のひらになじませ、実際にバストのマッサージを行っていきます。
片方の手のひらを反対側のバストの上に当て、バストの内側から下を通り、脇の下に向かって円を描くようにマッサージを行いましょう。
この時、無理に力を入れず、さする程度で30秒ほど行うことがポイントです。
あとは反対側も同様に行ったら、片方の手のひらを反対側のバストの下に当て、バストの中心に向かって下から上に両手を使って交互にさすります。
リンパマッサージはどのくらいの頻度で行うもの?
リンパマッサージは、基本的に毎日続けることが大切です。毎日続けることで、バスト周辺のリンパの流れがよくなり、老廃物の溜まりにくい身体になります。
お風呂上がりは、湯船で身体がしっかり温まり、通常よりもリンパの流れが促進されやすい状態です。
身体が冷えている時よりも、血行やリンパの流れがよくなり、肌も柔らかくなっているお風呂上がりの方が格段に美容効果がアップし、老廃物が排出されやすくなります。
とはいえ、お風呂場で長時間ケアしていると、身体が冷えてしまったり、乾燥してしまったりする恐れがあります。お風呂場でのケアはできるだけ手短に、また老廃物の排出を促進するためにも、お風呂の前後は水分補給もしっかり行いましょう。
リンパマッサージの他にできること
リンパマッサージはバストアップのために欠かせませんが、リンパマッサージ以外にもバストアップによい習慣を身に着けていきましょう。
どんなにバストサイズがアップしても、バストは脂肪で構成されているため、支える筋肉が発達していなければ下に垂れてしまいます。
バストを支える大胸筋を鍛えるエクササイズも同時に行うことで、キレイな上向きのバストラインが形成され、さらに女性らしいメリハリのあるボディラインを手に入れることが可能です。
エクササイズと同時に、筋肉を構成するために必要な食材を取り入れた食生活も重要です。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンや、エストロゲン自体の分泌を高める効果のあるボロンが含まれる新鮮なキャベツやレタス、ブロッコリーなどの野菜などを積極的に摂取しましょう。
まとめ
効果的なバストアップを行うためには、リンパマッサージが欠かせません。
リンパマッサージを行うことで、バストの材料となる乳腺が発達され、バストのサイズを上げることができるようになります。
リンパマッサージは、1日1回を目安に、お風呂上がりのタイミングで行うようにしましょう。