ただ触られるだけではバストアップできない!
「好きな人や彼氏に胸を触られる、または揉まれると大きくなる」。
バストアップについて調べていると、一度はこの説を目にしますよね。
女性の身体は、好きな人に触られることによって、女性ホルモンの分泌が活発になります。女性ホルモンが活性化すると、乳腺の発達につながるため、バストアップに効果があるといえます。
とはいえ、女性ホルモンの分泌にも限界があります。また、いくら女性ホルモンが活性化しても、必ずしも乳腺が発達するとは限りません。
リンパの位置を把握して、老廃物を流すようにしながら大胸筋をマッサージします。片方の手でバストを下から持ち上げるようにして支えて、反対の手でバストの上部の内側から腋に向かって円を描くように揉みほぐします。
このマッサージを片側5回ずつ行うと、バストアップに効果的です。
ポイントとしては、表面をさするだけにしないようにすることです。大胸筋の筋肉の硬さを感じながら、少し痛いと感じる程度の圧をかけましょう。
揉まれると脂肪が燃焼されてサイズダウンすることも
正しい方法でバストマッサージを行うことはバストアップに効果的ですが、やり方を間違えると逆効果になってしまう恐れがあります。
バストは脂肪の塊であるため、揉み方によっては脂肪が燃焼してしまい、バストの脂肪細胞が小さくなってしまうのです。脂肪細胞が小さくなると、当然バストサイズもダウンしてしまいます。
好きな人に胸を揉んでもらう場合は、バストはデリケートなものだと認識してもらうことが大切です。あくまでも優しく行ってもらうよう、お願いしてみましょう。
バストの周辺にはリンパがたくさん流れていますが、リンパはとても詰まりやすいもの。リンパが詰まってしまうと、バストに栄養が行き渡らなくなってしまいます。
そのため、「胸を揉む」というよりも胸の周りのリンパを揉んでもらうようなイメージで行うことが大切です。
リンパを流すように行うことで、大胸筋やバストの脂肪を構成している部分の血流がスムーズになります。さらに、女性ホルモンの分泌が促進されるため、乳腺が発達して脂肪がつきやすくなり、バストアップにつながります。
恋愛で女性ホルモンが増えることはある
女性は、恋愛することで女性ホルモンの分泌が活性化されます。これは生理学的にも証明されていることです。
- エストロゲン(女性ホルモン)
- フェニルエチルアミン
- オキシトシン
- ドーパミン
エストロゲンは代表的な女性ホルモンで、分泌されることにより女性らしい柔らかな体つきになります。
エストロゲンの分泌量が増えるとバストが大きくなり、代謝が上がって肌のキメが整うという効果があります。
フェニルエチルアミンは体の代謝を高める効果があり、便秘の改善などをもたらします。
オキシトシンは別名「母性ホルモン」とも呼ばれるホルモンで、相手を愛する気持ちを強くさせる作用があります。恋愛することで優しく豊かな表情になるのは、オキシトシンのおかげです。
ドーパミンは「快楽ホルモン」とも呼ばれており、幸せな気持ちを感じている時に分泌され、より心地よい状態を続けようとするホルモンです。
恋愛をすると、こうしたホルモンたちが分泌されるため、バストアップにも効果があります。
基本的な生活習慣の見直しが大切
バストアップに大きな影響を与える女性ホルモンの分泌は、生活習慣が大きく関係しています。
女性ホルモンを減少させないためにも、まずは基本的な生活習慣の見直しをしてみましょう。
重要なのは、女性ホルモンを増やすことより、「女性ホルモンをコントロールする」「女性ホルモンを補う」ことです。
そのためにはバランスのよい食事が大切です。肉や魚、大豆のタンパク質をはじめとして、野菜や炭水化物、油分などもしっかり食事で摂っていきましょう。
また、睡眠不足も女性ホルモンの分泌を妨げてしまいます。毎日最低でも7時間の睡眠を確保して、寝る前の2時間は食事をせず、熱いお風呂に入ることも控えるようにしましょう。
さらに、適度な運動も良質な睡眠を取るために欠かすことはできません。軽いストレッチなどを暮らしの中に取り入れていくことで、身体の緊張がほぐれて血行が促進され、代謝もアップします。
正しい生活習慣で女性ホルモンの減少を防ぎ、好きな人にマッサージしてもらうことがバストアップへの近道です。
まとめ
女性の身体は、好きな人や彼氏に触ってもらうことで女性ホルモンが活性化し、バストアップへとつなげることができます。
とはいえ、ただ触ったり揉んだりするだけではバストアップできません。バスト周辺のリンパの流れを意識し、優しくマッサージすることが大切です。
また、バストアップしやすい体質へと整えるために、生活習慣の見直しも行いましょう。栄養バランスの取れた食事、良質な睡眠、適度な運動を積極的に行ってください。