バストアップに効果的なエクササイズとして、合掌というポーズの名前を聞いたことはありますか?
合掌は、バストの土台となる大胸筋を鍛えるためのエクササイズで、継続して行うことでキレイな上向きバスを手に入れられるようになります。
合掌とは
合掌とは、両手を身体の前で合わせて拝む動作のことを指します。
合わせるのは基本的に手のひらの部分で、合わせた両手は顔の前や胸の高さなどの位置に上げます。
ちなみに、ルーツともいえる仏教の合掌には、手の合わせ方によるいくつかのパターンが存在します。
指を真っ直ぐ伸ばして左右の手をズレなく合わせるやり方は、率直さや祈りの気持ちを表す堅実心合掌といいます。
手のひらに隙間を作る虚心合掌は、純粋無垢な子供を表現するものです。
両手の指を開き、右手を上に指と指を交互に組む金剛合掌は、仏に対する強い帰依を表すとされます。
合掌するとバストアップできるのはなぜ?
気持ちが静まり集中力が高まる合掌は、バストアップに適しているポーズでもあります。
合掌のポーズを取ると、バストを支える大胸筋を中心に筋肉を使うため、土台がしっかりしてバストが上向きになります。
バストの位置が上に上がると、ハリが感じられるため、若々しさを実感することができるでしょう。
胸の前で手を合わせてみると、背筋が伸びて胸の位置は前に出てきます。
自然と猫背が解消されることになるため、姿勢が矯正され、バストアップに繋がります。
大胸筋は面積が広い筋肉で、体の前面上半分を覆っていることから、衰えや鍛え方が表面に直結しやすくなっています。
鍛え方が足りず、大胸筋の筋肉量が不足し始めると、途端にバストの位置が下がったり、形が崩れたりしてしまいます。
大胸筋の適度な筋肉量は、美しいバストの前提条件です。合掌で大胸筋を鍛えることが、美しいバストづくりにつながります。
バストアップに効果的な合掌のやり方
バストアップを目的とした合掌は、正面を向いて両手のひらをしっかりと合わせ、左右から均等に力を入れて押し合うのが正しいやり方です。
手の位置が下がったり、逆に顔の高さまで上げたりしてしまうと、大胸筋に対する刺激が薄れてしまいます。両手は必ず胸の前で合わせるようにしましょう。
手首やひじを胸の高さに合わせると、大胸筋に力が入りやすくなるため、より効果的です。
また、力を入れた状態を10秒ほどキープすることで、バストアップの効果が引き出されます。
短時間をたくさんこなしても、大胸筋にかかる負担は小さいため、効果が半減してしまいます。
反対に、10秒以上力を入れても疲れるだけなので、1回の目安は10秒ほどにしましょう。
正面で合掌するポーズに慣れてきたら、次は力を入れたまま、手の位置を左右に動かしてみましょう。
前後に動かしても力が入る部分は変わるため、いろいろと試してみるのもおすすめです。
上下の移動については、胸周りの筋肉よりも、背中や肩周りの筋肉をほぐすのに向いています。
合掌する際の注意点
合掌する際に呼吸を止めてしまうと、血管や心臓に負担がかかってしまうため、必ず呼吸を欠かさないようにながら力を入れましょう。
呼吸は、力を入れる時にゆっくりと吐き、力を抜きながら吸うのが基本です。
間違えて逆にしてしまっても心配ありませんが、呼吸だけは止めないように注意してください。
背筋は真っ直ぐ、あごは少し引き気味を意識しながらやると、胸の位置が前に出て、大胸筋を効果的に鍛えることができます。
背筋が曲がったままの状態や、首が伸びて顔の位置が前に出てくる姿勢は、猫背になってしまい大胸筋に力が入りにくいためNGです。
合掌のポーズ程度の運動でも、いきなり最初から無理をすると、筋肉を傷めしまうので気をつけましょう。
合掌に限らず、筋肉を使う前はストレッチをするのが理想的です。
他にも、水分補給を心がけたり、疲れている時は無理をせず休んだりなど、自分の身体を労わることも大切です。
せっかくバストアップに取り組んでいても、自重でバストの位置が下がってしまっては本末転倒ですよね。そうならないためにも、合掌を行う際はスポーツブラを着用するのがおすすめです。
まとめ
合掌は、バストアップに効果的なポーズです。合掌を継続して行うことで、大胸筋が鍛えられ、バストにハリがもたらされます。
1日10回、1セットを目安に合掌を続け、日々のバストアップに取り組んでいきましょう。