大豆製品から摂れるイソフラボン
バストアップに効果的な食べものとして、真っ先に挙げられるのが大豆製品に含まれるイソフラボンです。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造と働きを持つ成分です。特にマメ科の植物に多く含まれています。
女性らしい体つきというのは、女性ホルモンの量やバランスに影響されて作られるものです。そのため、女性ホルモンが不足すると、当然ながら女性らしいボディラインが作られづらくなってしまいます。
バストも同じく、ホルモンバランスによってサイズに影響が起こると考えられます。
そのため、イソフラボンを含む大豆製品を積極的に摂取することで、女性ホルモンの不足を防ぐことができるのです。
大豆製品は日本人となじみが深く、身近なものだと調味料の味噌や醤油が挙げられます。
また、納豆や豆腐、油揚げや厚揚げといった食品も大豆で作られています。
バストアップに欠かせないボロン
バストアップに欠かせない栄養素の1つとして、イソフラボンの他にボロンが有名です。
ボロンは、ホウ素とも呼ばれるミネラルの1つです。主に野菜や果物、海藻などに含まれています。
ボロンには、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進したり、濃度を高めたりする働きがあります。
それと同時に、ボロンには脂肪を増やしてしまう作用があります。
嬉しい作用を持つボロンですが、その反面、ボロンは熱に弱いという欠点があります。
そのため、千切りの生キャベツにつけ合せのりんごやぶどう、乾燥させていない海藻を食べるのがおすすめです。
ナッツにもボロンは含まれていますが、やはり熱に弱いため、食べるなら生ナッツにした方がよいでしょう。
りんごだと1日1個、ナッツはアーモンドで20粒前後食べることで、1日分のボロンが摂取できます。
キャベツと海藻はサラダに使えるため、組み合わせて食べるという工夫も、無理なくボロンを摂取し続ける大切なコツといえます。
良質なタンパク質も大切
タンパク質は3大栄養素の1つで、糖質や脂質と並んで欠かすことのできない大切な栄養素です。
栄養は、量が十分ならよいというわけではなく、質のよさもまた大切なポイントとなります。
タンパク質には動物性と植物性がありますが、バストアップには植物性のタンパク質が最適です。
植物性のタンパク質としては、脂質も良質で豊富な栄養素が含まれるアボカドが狙い目です。
生でも食べることができるうえ、サラダに入れてもおいしく味わうことができます。あれこれとアレンジを楽しみながらバストアップに取り組めるでしょう。
野菜はブロッコリーやアスパラガスに芽キャベツ、穀類であればとうもろこしやお蕎麦、そして果物のバナナも良質なタンパク質を含みます。
植物性タンパク質の方がバストアップと相性がよいといっても、動物性タンパク質がNGというわけではありません。あくまで、それぞれのタンパク質をバランスよく摂ることが大切です。
バストアップにおすすめのレシピ
バストアップのおすすめレシピは、朝ごはんだと納豆や卵焼きに焼海苔と、長ネギや豆腐を入れたお味噌汁です。
納豆や豆腐からはイソフラボンが、卵焼きや焼海苔からはタンパク質がそれぞれ摂取できます。
お昼は、お肉や野菜に卵と、チーズを使ったパスタなどがおすすめで、ミートソースやクリーム系のパスタが狙い目です。
ポイントはイソフラボンやボロン、タンパク質を含む食材であるため、これらが含まれる食材を組み合わせて作りましょう。
パスタの場合だと、不足分はサラダで補えるため、組み合わせに幅広さが加わり、楽しんでバストアップメニューを用意できます。
おやつには生ナッツがおすすめで、小腹がすいたら豆乳とバナナの組み合わせがベストです。
夕食は、豆乳ベースの白菜や鶏ささみを加えたあっさりとした鍋が、バストアップ向きのメニューとしておすすめです。
鍋だと野菜がたくさん食べられるうえ、あっさり鍋ならヘルシーであるため、カロリーを気にせずに済みます。
味つけはコンソメや胡椒で行い、隠し味にオリーブオイルを加えるとさらにおいしさがアップします。
まとめ
イソフラボンやボロン、タンパク質などは、バストアップに欠かせない大切な栄養素です。
それぞれの栄養素が含まれる食品をまんべんなく摂取し、おいしく楽しくバストアップに取り組んでいきましょう。