もくじ
「キャベツを食べると胸が大きくなる」と言われるのはなぜ?
「キャベツを食べると胸が大きくなる」。
バストアップについて調べていると、このフレーズをよく目にしますよね。では、一体なぜキャベツで胸が大きくなるとされているのでしょうか。
その理由は、キャベツに含まれるボロンという成分にあります。
ボロンはミネラルの一種で、エストロゲンの血中濃度を高める働きを持ちます。
バストアップに必要不可欠なエストロゲンですが、ホルモンバランスが乱れていると、上手く分泌されず、本来の力を発揮できない場合もあります。
そんな時に役立つのがボロンです。ボロンを効果的に摂取すれば、エストロゲンの働きが活性化されます。
エストロゲンが正常に働けば乳腺が増え、結果的にバストアップに繋がるのです。
バストアップを目的としたキャベツの効果的な食べ方
「エストロゲンの活性化にはボロン=キャベツがいい!」ということが分かっても、「キャベツを焼いたり蒸したりしても平気?」「1日にどれくらいの量を食べればいい?」など、気になることがたくさんありますよね。
ここからは、バストアップを目的としたキャベツの効果的な食べ方について見ていきましょう。
キャベツはできるだけ生で食べよう
キャベツに含まれるボロンは、熱に弱いという性質を持っています。そのため、キャベツを食べる際は、できるだけ生で食べた方がよいでしょう。
焼く、蒸すなどして熱を加えると、せっかくのボロンが壊れてしまう恐れがあります。
できるだけ火は通さず、キャベツにマヨネーズやドレッシングをかけるなどしておいしく食べましょう。
1日に必要なキャベツの摂取量は?
1日あたりのボロンの平均摂取量は、女性の場合約1mgとされています。
しかし、「バストアップしたい!」「女性らしい丸みの帯びた体つきになりたい!」といった場合、1日に摂取するボロンの量は、3mgが理想とされています。
キャベツ以外にも!ボロンが含まれている食品
女性のバストアップに取り入れたいボロンですが、中には「キャベツを食べるのはちょっと苦手……」という方もいますよね。
ボロンは、キャベツだけに含まれている栄養素ではありません。以下に、ボロンを含んでいるキャベツ以外の食品を挙げてみました。
- りんご
- ぶどう
- プルーン
- 海藻類
- ナッツ類
ボロンを含む食品、1日にどれくらい食べればいい?
りんご | 1個程度 |
ぶどう | 30g程度 |
ナッツ類 | 130~160g程度 |
プルーン | 100g程度 |
ボロンの摂りすぎに注意!
バストアップをサポートしてくれるボロンですが、摂取し過ぎるのも身体によくありません。
ボロン自体はミネラルの一種であるため、過剰に摂取しても特に問題ないとされています。問題となるのは、エストロゲンです。
ボロンを大量に摂取すると、そのぶん多くのエストロゲンが働きを活性化することになります。エストロゲンが活発になり過ぎると、以下のような病気にかかる恐れがあります。
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 乳がん
- 子宮内膜がん
こうした病気にかかるリスクを下げるためにも、ボロンの摂取もほどほどに行いましょう。
キャベツだけでバストアップできるわけではない
バストアップの手助けとなるキャベツですが、だからといってキャベツだけを食べて胸が大きくなるわけではありません。
バストアップは、栄養バランスのとれた食事や適度な運動、良質な睡眠といった規則正しい生活習慣が何よりも大切です。
そうした基礎ができていない限り、キャベツだけを食べてもバストアップすることはありません。
まとめ
「キャベツを食べると胸が大きくなる」とされているのは、キャベツに含まれるボロンがエストロゲンを活性化させる働きを持っているからです。
ボロンは熱に弱いため、キャベツを食べる時はできるだけ生で食べましょう。ボロンは1日に3mg摂取するとよいため、キャベツなら200g程度が目安です。
キャベツ以外にも、りんごやぶどう、海藻類など、日々の生活に取り入れやすい食品にボロンが含まれています。
しかし、胸を大きくしたいからといってボロンを摂りすぎるのもよくありません。ボロンを摂りすぎるとエストロゲンが過剰に分泌され、婦人系の病気を引き起こす原因にもなってしまいます。
バストアップに大切なのは、栄養バランスのとれた食事や適度な運動、良質な睡眠です。まずは基本的な生活習慣を正し、そのうえでキャベツ=ボロンなどの栄養素を摂取しましょう。